毎年全国から約15万点ほどの応募がある「税の作文」コンクールで、3年生の鈴木彩愛さん(財光寺中出身)が熊本国税局長賞を受賞し、先日本校校長室にて、延岡税務署署長様から表彰を受けました。
鈴木さんは、受験勉強の一つとして小論文対策の勉強をしていましたが、練習になればと自分から応募を決めて取り組みました。「納税とスマホ社会の未来」という題で、スマホ決済を用いた納税のメリットを挙げたほか、税の使われ方を配信してはどうかと提言しました。税の作文コンクールでは各国税局の局長賞が5点選ばれますが、鈴木さんは熊本国税局長賞の5点の中の一人です。宮崎では1名だけという快挙でした。
「本当に困っている多くの人が、税金によって助けられ、幸せになる国になってほしいという気持ちで書きました。私なんかが受賞してもいいんでしょうか」と照れながら、受賞の喜びを語っていました。鈴木さんは、吹奏楽部にも所属しており、高校生活最後の定期演奏会に向けた練習と受験勉強をしながらの忙しい中での受賞でした。
授賞式の様子は夕刊デイリーに掲載されるほか、ケーブルメディアWaiWaiで放送されています。