去る10月3日、宮崎市のレストラン「シャトーコンテンポラリーフォレスト」で行われた「第1回 宮崎ダイハツ ウェルカムスイーツコンテスト」において、本校3年生の小濵ユキナさんが優秀賞を受賞、2年生の塩月正太郎さんが入賞を果たしました。
優秀賞の小濵さんが出品したのは「へべすのブールドネージュ」。ブールドネージュとは、丸い焼き菓子の表面に粉糖をまぶしたもので、みなさんも某コンビニエンスストアで見たことや食べたことがあると思います。小濵さんは、初めてコンテストに応募を決意。「宮崎の人に宮崎の美味しいものをもっと食べてもらいたい」という思いで食材を検討し、県北ではよく知られるヘべすを使ったスイーツを考えたそうです。これまでに幾種類もの焼き菓子を作ってきた中で、多くの世代の人に好まれるものとして一口サイズのブールドネージュを選択し、夏休みのほとんどの時間を完成を目指す試行錯誤に費やしたそうです。
「白ネッカチーフでもない一般性の私が?! という思いもありましたが、3年生で最後のチャンスかもしれないと思い応募しました。嬉しかったです。グランプリではなくてちょっと残念でしたが、味にも見た目にも絶対の自信作です。でも、他の出品者の方のお菓子も試食させて頂いて、よい刺激を受けました。これから参考にしたい作品もありました。」と語っていました。
また、2年生の塩月正太郎君もコンテストは初めての応募。今年大分の佐伯にできた、お茶屋さんが経営しているカフェに行ったときに、抹茶を使ったスイーツの魅力を再認識。店主の方が「コロナの影響で抹茶の売り上げもダウンしてます」と話されたのを思い出し、ぜひ抹茶を使ったスイーツで挑戦して抹茶の認知を高めたいとの思いから「抹茶マドレーヌ」を出品しました。「抹茶の分量を1グラム単位で加えて(化学の実験みたい)、ずっとこればかりして、相当時間をかけました。抹茶が苦手という人もいると思うので、そういう人にも食べやすく、でも抹茶の風味を生かして、絶妙なバランスが完成したと思います。」と語ってくれました。